2010年5月1日(土)付
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 ギリシャの名物に、肉を串で焼いたスブラキがある。20年ほど前、昼下がりのアテネでスブラキ屋をのぞくと、
店の子どもがひと串つまんでいた。エーゲ海を渡る風のような、まったりしたいい景色だった▼
希臘有一種名產,是一種火焰串燒。20年前曾經在傍晚的雅典前往某小店時,
該店的孩子就正在吃這種肉串。就像是吹過愛琴海的風一樣,一貫悠閒的景色。

坊やのおやつは、税法でいう自家消費にあたる。かの国でも売り上げとみなされるはずだが、
黙々と串を焼くおやじさんに記帳の気配はなかった。第一そんな杓子(しゃくし)定規は、
おおらかな南欧の空気にそぐわない▼
小老爸的點心,照稅法來看是屬於自家消費。雖然在某些國家也歸類為營業收入,但看來店主也只是默默的烤
也沒有打算要把它記在帳上的樣子。 ????????????
 
だが、のんきなことも年言っていられなくなった。なにしろ、ギリシャ経済の3割が税収を生まないヤミとされる。
前政権が隠していた巨額の財政赤字がたたって、
欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)に年5兆円ほどの支援を仰ぐはめになった▼
然而,現在並不是可以這麼悠閒的時候。佔希臘經濟3成的稅收有一直無法回收的病。前政權所隱藏的巨
額材政赤字,連帶的必需仰賴歐聯及IMF每年5兆円的財政支援。

労働者の25%が公務員という巨大政府の下、国庫もおおらかで、入り口は甘く出口は緩い。
IMFが福祉の切り下げや増税をむげに迫れば、再び街頭が荒れよう。されど市場は待ってくれない。
在擁有勞動者25%的公務員的巨大政府,國庫也同樣的,入少出多。
如果IMF 強迫減少社福支出或是增稅,希臘的街頭又會再度荒蕪。而且 市場也不會再等待。
ユーロを使う国々は一蓮托生(いちれんたくしょう)だから、一国の信用不安はたちまち国境を越え、
欧州の経済を撃つ▼
在使用歐元的國家都是處於一種微妙的狀態,一國的信用不安,立刻就會穿越國境,襲擊歐州的經濟。

ギリシャ神話には、色んな怪物が出てくる。甘美な歌で船乗りを惑わせ、難破させるのは、女の顔を持つ鳥「セイレン」。
警報に使うサイレンの語源である。ユーロという巨船の上を、鳥女の群れ類が乱舞している▼
在希臘神話中有許多怪物。用甜美的歌聲誘惑船員,讓他們忘了回家,有著女人臉孔的西蓮(signen)。
這可以說是警報Sign的語源

わが空に鳴り響くサイレンも、半端な音ではない。ギリシャは消費税にあたる税率を19%から21%に上げたばかりだが、
日本は5%を続ける。ユーロ圏でなくてよかったと思うようでは、すでに難破コースである。
在我國空中迴響的警報聲,並不是無端起。希臘的消費稅剛從19%調漲至21%, 
日本仍是維持5%。如果只是想著「我們又不是歐聯真是太好了」這已經是在回不了家的路上了。

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